2017年11月19日、ハワイ大学などの研究チームは、人類史上初めて観測された恒星間天体「A/2017 U1」に関する研究結果を科学雑誌Natureに発表しました。
この恒星間天体「A/2017 U1」には、ハワイの言葉で「初めて遠くからたどり着いた使者」という意味を持つ「オウムアムア」と命名されました。
細長い葉巻のような形をしており、岩石質か金属質で、表面は長年の宇宙線の作用で暗赤色をしているそうで、
大きさは、長さは推定400~800メートル程度、幅はその10分の1程度とみられており、また、7.3時間ごとに自転をしているといいます。
外見からすると、マクロスに出てくるゼントラーディ艦を想像してしまいます。
秒速25.5kmの速さでベガ方面からやってきた「オウムアムア」は、太陽を中心に鋭角に曲がってスイングバイで速度をあげ、
10月19日に秒速43kmの速さで地球からを通り過ぎました。
来年5月には木星軌道、2019年1月には土星軌道に達して、太陽系を離脱し、ペガサス方面に向けて飛び去っていくと予想されます。
現在、NASAを始め多くの研究者が、なんとか探査機を送り込んで調査できないか検証しているようです。
https://twitter.com/notactor/status/931446455864238080
https://twitter.com/notactor/status/931449399435083776
「なんとかして探査機を送り、組成を調べ、サンプルを持ち帰りたいのですが、飛行速度が最大87.4km/sとめちゃくそ速いので、
2020年3月にSLSで打ち上げ、REP(放射性同位体電気推進?)で加速し、2021年6月に木星をフライバイして、2049年10月にようやく到着するようです。
片道29年ミッションw」
太陽を使ってスイングバイで加速を行い、自身は適度に回転してその内部に重力を生み出す・・・
ガンダムのコロニーとかマクロスとかに出てくる圧倒的なオーバーテクノロジーの人工物を感じさせます。